10か月前に注文した十八代目・柴田玉樹氏の博多曲物(博多の曲げわっぱ)がわが家にやってきました。
出来上がった時にすぐにご連絡いただきましたよ。
ちょうど「そろそろどうかなぁ・・・」なんて思っていた頃でしたので、通じるものなのでしょうかね(笑)
家から工房まで距離がありますので、代引きでお送りしましょうか?とのご提案もあったのですが、工房は福岡空港のそば。
現在、そこは工事中で行く度に変化していくのも楽しくてやはり自分で伺うことにいたしました。
お店・・・というかそこは工房で、福岡市内でも道に迷いやすい私は、過去のブログ記事を見ながら工房へ歩いていきました。
博多曲物(曲げわっぱ)を注文。十八代目柴田玉樹さんの工房へ。
ちょうど今日、渋抜きが終わったところです。
あまり渋も強い感じではなく、過去に行った渋抜きの方法ではなくて、どうやらぬるま湯で良いらしい・・・と化粧箱に入ったリーフレットに書かれていました。
杉の香りが良い香りです。
ぬるま湯を使ってとても簡単に渋抜きができました。
柴田玉樹さんの作品のこの博多曲物(曲げわっぱ)のお弁当箱。うちは丸六寸弁当箱。これは丸五寸弁当箱。
これを使う高校生の娘の反応。
化粧箱にはきちんと包装されていて、それを開ける際のキラキラした目が印象的でした。
うわぁ!!まんまるやん!!!
・・・と、とても嬉しそうでした。
母ちゃん、わざわざ買いに行って良かった。取りに行ってよかった。
娘が使っている曲げわっぱはこれで三つ目で、学校の友だちや先輩たちからは
「いったいいくつ曲げわっぱを持っとぉと??」
と、聞かれることもしばしば。娘が持っていた曲げわっぱを見て手に入れた友だちもいるみたいです(笑)
その子が言うには、「ごはんの味がまるで違う!」というものらしく、娘の誕生日には曲げわっぱに詰めるおかずの本などをプレゼントしてくれました。
残念ながら私はまだその本を活かしきれていませんが、娘はたまに読んでいるみたいです。
いつかは自立していかなくてはいけませんので、家から曲げわっぱも副菜の作り方が書かれているその本もこの先大人になって活かしてほしい。
少し大きい、いや、けっこう大きい。
六寸のお弁当箱ですから、当初「お嬢さんが使われるには大きいかもしれませんね」と十八代目・柴田玉樹さん。
ところがね、うちの娘・・・大人の二倍食べるのね(笑)
今はそのような有様ですが、この先食が細くなっていくことを考えても、この曲げわっぱにオードブルとか詰めてピクニックに出かけたりすることもできるのではないでしょうか。
柴田徳五郎商店で買って今でも使用しているお重箱も同じ理由でこの先も使って行くことができます。
嫁入り道具のひとつ・・・として。ちょっと古いかな?
大人になっても大切に修理しながらでも使って行けるものという考えです。
もちろん、古くなって何十年も経てば壊れてしまうことも出てくるでしょうけれども、木は「生き物」ですから壊れて修理不可能になるまで使い続けて欲しい。
そのように博多の母ちゃんは願っています。
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